現場監督って何するの?建築現場の施工管理業務とは

現場監督って何するの?建築現場の施工管理業務とは

みなさんこんにちは!

ブログの管理人

ラチェットです!@ratchet0808 twitter

この記事では、建築現場監督の施工管理業務について私の経験した仕事の内容から、

主に行っていた3つの業務

について説明したいと思います!

現場監督といっても、様々な建物の規模、業務内容がありますし、会社によって働き方は違ってくるかと思いますが、この3つはどこに行っても現場でやっていることだと思います。

業務内容については種類がありすぎて書ききれないので、とりあえず大事な3つにさせて下さい!(笑)

現場を全然知らない方はもちろん、これから就職する方、転職を考えている方でも、

現場監督って何するの?

って方が多いのではないでしょうか。

どの職種でも同じ事が言えるかと思いますが、実際働いてみないと、分からない部分があると思います。

少しでも現場監督という仕事をイメージして頂ければと思います。

ちなみに僕は建築現場の現場監督でしたので、土木工事の現場監督を目指している方は内容が若干違ってくるかと思いますのでご了承下さい。

工事現場

みなさん街で工事現場とかよく見かけますよね。

工事中の看板、立入禁止の表示、職人さんたちが頑張って建物を作っています。

通勤、通学をしている途中に工事現場がある方は、

「いつの間にか建物ができてるっ!」

「橋ができた!」

「道路がきれいになった!」

なんて思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そんな工事現場の中で、現場監督は現場をまとめて動かします。

主な3つの業務

工程管理

お客様の要望を設計図にして、工事を進めていきますが、完成日が決まっています。

決められた期間で建物を作り、引き渡さなければなりません。

例えばめっちゃ楽しみにしてるゲームの発売日が延期になったら、みんながっかりしますよね。

しかも建物は、引越しの予定や、営業の予定などもありますから、

お客様はほんとに困ってしまいます。

そうならないように、工程管理では、主に以下の事をしています。

・工程表の作成・進捗確認

工事予定を計画し、その通りに工事を行います。

そのために工程表の作成は非常に重要です。

 

工程表とは、この仕事は何日かかって、終わったらこの仕事に取り掛かる。

といったように少しずつ計画していきます。

工事が始まったら、その工程表とおりに工事が進んでいるかを確認します。

職人さんや・資材の手配を行い、漏れがないかをチェックします。

1つの手配ミスは大きな工程の遅れに繋がりますし、その日職人さんの仕事が進まなくなってしまうことがあります。

必ず確認をしていました!

・工事の打ち合わせ

打ち合わせには様々な種類があります。

・お客様と工事中も詳細部の確認や取り決め

・業者さんと施工についての打ち合わせ

・社内で工程や品質についての打ち合わせ

お客様が望んでいるものを、高品質で、納期に間に合わせるために細かく打ち合わせします。

特に、施工に関する打ち合わせをしっかりしておかないと、

現場がめちゃくちゃになります。

施工方法や、工程表通りに進めるには、職人さんを何人呼ばなきゃいけないか、いつまでに資材を入れればいいかなど、事前に話しておかないと、揉めたり、当日作業が止まって、工程に遅れが出てしまいます。

安全管理

僕は、現場ではこれが一番大切だと思います。

現場には、常に危険が潜んでいます。気を抜けばすぐにけがをしてしまいます。

けがをしてしまうと、職人さんはもちろん仕事ができなくなってしまいますし、お客様も工事中に自分の建物を造って貰っていて、けがをされたらいい気分はしないですよね。

そのため、現場監督は

けがをさせない現場の運営

をしていくことが重要です。

・作業員さんの管理

事前に作業内容の確認をし、作業に来てもらう日を決めます。

そして当日作業内容と、作業に伴う危険、現場の危険個所を確認します。

また現場内を巡視して、作業が予定通り行われているか、危険な作業をしていないかを確認します。

もし危険作業をしていたら、

絶対に注意します!!

自分よりほとんど年上だし、怖い人もいっぱいいますが(笑)

これだけは見逃すわけにはいきません!!

また、体調が悪い人がいないかも常に確認します。体調が悪ければ、けがをする可能性が高くなるからです。

特に夏は熱中症がすごく怖いです。熱中症も労働災害です。

職人さんたちはプロです。けがはしないよう注意していますし、経験も豊富です。

でも絶対はありません。

どんな小さいことでも、気付くことが重要です。

・事前対策・現場巡視

工事現場を稼働させるにあたって、法律上守らなければならないことがたくさんあります。

法律が守られていないと職人さんがけがをしてしまう可能性がありますし、労働基準監督署が巡視に来た時に、現場が整備されていないと現場の運営を停止させられてしまうこともあります。

工事が始まる前に、安全対策の計画、手配が重要です。

現場を巡視して、常に現場内で法違反がないかを確認して、もしある場合は是正しなければいけません。

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品質管理

工事が安全に職人さんたちがけがなく、納期に引き渡しできても、建物が不良品だったら、

だめですよね、、

お客様はもちろん怒ります。

そうならないために、施工計画をし、品質を保証することが重要です。

・施工計画立案

どのように工事をして建物を造るかを計画するのは非常に重要です。

えいっ!こんなかんじかな?

とその場で造ったらお客様の望むものじゃないかもしれないし、強度や耐久性が下がるかもしれないし、失敗したらまたやり直しで、お金も時間もかかります。

そうならないために計画を立てます。

また現場は、まったく同じ状況ということがありません。その土地の地盤状況や、敷地の広さ、周辺環境によって施工方法を考えなくてはいけません。

現場状況や設計図に沿った計画書を、事前に作る

のも現場監督の仕事です。

・工事写真・現場確認

新人の監督さんは多分これを最初にメインで任せられるのではないでしょうか。

工事写真ってなに?

と思うかもしれません。なんとなく工事の進み具合をとっているわけではありません。

工事写真とは、

建物が正しい施工方法で行われているかを証明する記録

なんです。

この仕事は新人の仕事なのにめっちゃ重要です!!

建物は完成した時に、見えなくなる部分がでできます。ほんとにちゃんと作られてるの?と聞かれたときに証明できます。特に地中や、コンクリートなどは、出来上がってしまうと、確認することがかなり難しいです。そのときに、施工状況の写真があれば、確認することができます。

例えばこの写真は鉄筋コンクリート造の柱です。

この鉄筋はこの後コンクリートを流して、見えなくなってしまいます。

こんな感じですね。

そして注意しなければならないことがあります!

本当に現場が設計図通り施工されているか!

間違えた状況を記録してしまっていたら直さなければいけません。

壊してでも直さなければいけません。

だから写真を撮るときに、現場があっているか確認が非常に重要です。

まとめ

・工程管理

・安全管理

・品質管理

以上が主に行っていた主な3つの業務内容です。

いかがでしょうか。少しイメージして頂けましたか?

現場監督は非常に大変で多忙な仕事なので、これ以外にもやることはたくさんあります。

その他の記事も書いていきますのですので、宜しければ見てください。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

2018.9.22 ratchet

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