できる後輩とは?現場監督を4年経験して思う欲しい後輩

できる後輩とは?現場監督を4年経験して思う欲しい後輩
この記事はこんな人におすすめ

・建築系の会社に入りたい!

・会社ですぐに即戦力になりたい!

・どんなふうに動けばいいか分からない!

 

みなさんこんにちは!ラチェットです@ratchet0808

 

外を歩くと結構な確率で工事現場があります。

今は、仕事を辞めていますが、前職はゼネコンで、現場監督をやっていました。

 

ゼネコンというのはゼネラルコントラクターの略で総合建設業という意味です。

 

そんなゼネコンで4年間働いていた中で、後輩がつく事がありました。自分が新入社員のときに心掛けていた事と、先輩になって、後輩にこうして欲しいなと思う事が違ったので、その事について書いてみたいと思います。

 

結論から言うとこんな感じです。

 

 

僕の新入社員時代

・失敗しないようにする

・質問はまとめて端的に

・大丈夫だと思う事は報告をしない

 
欲しい後輩

・どんどん挑戦する

・質問はタイムリーにその都度

・分かってる事でも報告

 

それでは説明していきます。

 

失敗してもいいから挑戦しろ!

失敗、、、

したくないですよね。新入社員時代に僕は

 

いかに失敗せず、言われた事を忠実にやるか。

 

に重きを置いていました。

その結果なにが起こるかと言うと、

 

 

・指示待ち人間になる

・失敗しないけど成功しない

・地味に失敗する

・成長が遅い

 

 

と、こんな感じになるわけです。

 

言われた事を言われた通りにやる。

もちろんすごく大事な事ですが、やる気満々で入社した自分が、いつの間にか仕事が楽しく無くなっていくのが分かりました。

 

そんな中、ある先輩の下についた時に、僕は変わりました。

 

次、なにすればいいですか?

 

先輩

次、何すればいいと思う?

 

え、えっと、、

 

今まで失敗したくないがために指示待ち人間だったため、次の展開や、今現場が必要としている事を考えていなかったのです。僕は完全にひたすら作業をしていて、仕事をしていませんでした。

 

先輩

失敗してもいい。自分がこうしたら良くなる。こうすべきだと思うように動いてみろ。

 

そしてここでようやく自分で考えて、行動する事ができました。

その時結果としてはもっと早く仕事を終わらせる方法があったのですが、自分の考えで行動して現場を動かせた事を認めてもらう事が出来ました。(裏で先輩がかなりのフォローを入れていてくれた事を後々知る。)

 

自分の頭で考えて行動すべきだし、もっと挑戦していいんだ!と思えました。

分からないならすぐ質問しろ!

これも自分がなかなか出来なかった事なのですが、質問をタイムリーにする。という事です。

 

先輩の時間を奪ってはいけないと、質問は3つくらい貯まってからするようにしていました。

今思えば超バカ…

 

これによって起こる事は、

 

 

・分からないから仕事が止まる

・間違っている事がそのまま進む

・聞いたら5秒で解決を1時間かけて調べる

 

 

といった感じです。

この行動は本当に無駄。

 

先輩に迷惑でもいいから聞いた方がいいです。

むしろその質問で、全体として効率が上がる可能性の方が高いと思います。

自分で分からない事は調べる。それでも分からなかったら聞く。みたいなのがありますが、聞いた方が早い。

たしかに調べる事はすごく大事。でも建築の現場では疑問に対するスピードが凄く大事です。調べてる暇があるなら、知ってる人に聞いて即レス。調べるのは急いでいないことで、空いてる時間にするのが重要です。

職人さんや、お客さんに聞かれて分からない事は上司に聞く!これが一番です。スピードと正確性を求めるとこれにいきつきますので、遠慮せず聞きましょう!

うざがらないから報告しろ!

これも重要ですね。

少しずつ現場のことや仕事が分かってくると、自分で考えて指示を出したり、段取りを組めるようになります。

自分の仕事は完璧だ!なんて思い始めたりします。(僕だけ?)

そんなとき起こりやすいのが

 

・確認不足による勘違い

・ケアレスミス

・よりよい方法の見過ごし

 

などです。

 

自分では完璧!と思っている事でもいざやってみると、あれ?となる事があります。

そんなミスを防ぐには情報の共有が一番です。

 

ささいな事でも大事です!

 

あ、これ○○日の○○時に入ってきます!

 

先輩

はいよー。

 

こんな感じでいいです。

 

すれ違った時、休憩中、ご飯食べてる時、さらっと言ってみてください。これが凄く大事。

先輩に聞かれる前に言うのがおすすめ。

これを癖つけると、

 

あ、明日使う○○を○○個頼みました!

 

先輩

え、明日は増員かけてるから、2倍は用意しないと足りなくなるよ?

 

あ、そうだ!危な、、ありがとうございます!

 

みたいな感じで変なミスを防げます。

 

自分が大丈夫!問題ない!って思う事も上司に一言報告するだけで、上司は安心するし、間違っていたり、経験上のアドバイスが出来たりするので、現場が円滑に動きます。

 

質問の時も言いましたが、細かく質問したり、いちいち報告したりするのは邪魔かな?って思っていたのですが、先輩を経験して思いました。

 

もっと質問・報告していいぞ。と。

 

その方がありがたいんですよね。後輩がなにで悩んでるのか、頼んでる事がちゃんと行われているか、フォローを入れた方がいいかなど。

話したくなければメールでも、LINEでも、メモでもいいです。

 

僕は話辛い上司にはメールしてましたし。

どんな形でも、連絡をしていれば、こいつやってるな!と思ってもらえると思います!

 

まとめ

 

僕の新入社員時代

・失敗しないようにする

・質問はまとめて端的に

・大丈夫だと思う事は報告をしない

 
欲しい後輩

・どんどん挑戦する

・質問はタイムリーにその都度

・分かってる事でも報告

 

まとめると、新入社員に伝えたいことは

 

失敗してもいいから挑戦しろ!

分からないならすぐ質問しろ!

うざがらないから報告しろ!

 

 

ということでした。

これから新入社員になる方、今1~3年目くらいの方は取り組んでみてください。

 

少しずつ仕事が楽しくなってくると思います!

 

以上、最後まで読んで下さってありがとうございました。

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